イギリスに行きたいと思っています。これ迄、何回か海外には行っていますが、何を見るかを優先して、食事は後回しで、結局たいした物にありついていません。という事で、何を食べるかを考えています。イギリスの食事は、最近改善しているみたいな風聞があるので、計画しておかないと、単に「やっぱり不味かった」で終わりそうですよね。
1番:ロースビーフ
レストランの雰囲気は高級だけど、日本より美味しいわけでもなさそうな記事が多いですよね。付け合わせに「ヨークシャー・プディング」という味のないシュークリームの皮みたいなのが付いてくるのが特徴の様です。料理の性格上、日本でもそれなりの物があるので、わざわざ食べる必要がない気がしています。
2番目:フィッシュアンドチップス。
魚のフライに酢を振りかけて食べるらしいです。付け合わせが大量のフレンチフライドポテトで安価におなかを満たす食事の様です。話の種には、食べておかないとのレベルでしょうか。まずい店にあたらないといいけど。この料理の起源は結構新しく、1860年頃だといいます。日本だと、明治維新の頃です。天ぷらより歴史が浅いとはビックリですね。具自体も白身魚で鱈がメインらしい。鱈でもCodとHaddockがあり、後者の方が少し高めで味が繊細らしいとの情報あり。
3番目:カレーライス
日本のカレーライスのお手本になった料理。英国には、インド人も多く、本格インドカレーは美味しいらしいけど、インド式ではないビーフカレーも、イギリスで現在も、食べられている料理らしいです。本格インドカレーは日本でもポピュラーなので、英国式は一度食べてみたいですね。パブのメッユーにあるらしい。
4番目:サンドイッチ
これも日本では、おなじみだけど、イギリスパンに挟んだ三角もしくは四角のサンドイッチは、中欧ではあまり見ないですよね。見てないだけかもしれないけど。ローストビーフサンドあたりが、手軽で良さげかな。変わったところでは、ザリガニがあるみたい。きゅうりサンドは、地場でとれない野菜を挟んだ高級品だった名残だそうです。日本の寿司だと、戦後の魚がない時に発明されたというカッパを考えますけど。
ミニ知識
日本でもおなじみの、四角い食パンの耳をカットし、ハムやチーズを挟んだ調理パンは、イギリスのサンドウィッチ伯爵が、ギャンブルを休む時間を惜しんで、作らせた食べ物という故事で有名です。でも実際は、ギャンブルがらみではなく、食事時間を惜しんで働く、仕事熱心な人だったらしい。パンに何かを挟んで食べる事は、それ以前にもあったみたいですが、料理人に初めから作らせたという事で、1700年代後半から、この名前で定着しました。
5番目:イングリッシュブレックファスト
玉子料理、ベーコン、豆等、つけあわせのボリュームで有名な一皿です。ホテルで朝食を頼むとこれになるのでしょうか?イングリマフィンのエッグベネディクトはこの定義には入らない?
6番目:アフタヌーンティー。
値段が高く、優雅な雰囲気でゆっくりと食事と会話を楽しむつもりじゃないと、元が取れないみたい。ケーキやサンドイッチとともに出される、スコーンとクロテッドクリームというのが日本じゃ食べないものらしい。
アフタヌーンティーの始まりは1930年代(ビクトリア時代?)と意外と新しい習慣みたいです。日本のすき焼きレベルの歴史ですね。
7番目:スコッチエッグ
これも日本で食べられるけど、ロンドンのフォートナム&メイソンにも売っているらしい。本場ものは、どんな味でしょう。
8番目:コテージパイ
ポテトと肉の料理らしいけど、日本のパイとはかなり異なる料理らしい。内臓系は苦手なので、きちんと肉が入っているのが食べたいですね。パイはこれ以外にも、シェパーズパイ、コーニッシュパイ(パスティ)等種類があるみたいです。
もっと知らない料理もありそうだけど、家庭料理の煮込みなんかがあるかなという気がします。